ヒゲ脱毛はヒゲを生えにくくすることで、ヒゲ剃りの手間を省くなどメリットが多くあります。

しかし、ヒゲ脱毛の効果が出るまでの回数やかかる期間が気になる方も多いはずです。

そこで、本記事ではヒゲ脱毛の効果やメリット、実際に施術を受けたあとの経過などを詳しく解説します。ヒゲ脱毛の効果を知って、施術を受けるべきか検討しましょう。

ヒゲ脱毛の効果やメリットは？青ひげや白ひげにも効果がある？

まずは、ヒゲ脱毛の効果や期待できるメリットを紹介します。

青ひげや白ひげへの効果も解説するので、まだヒゲ脱毛を受けたことがない方は要チェックです。

ヒゲ脱毛で期待できる効果

ヒゲ脱毛を受けることでヒゲの量が減り、永久脱毛でヒゲのないツルツルな肌にする効果も期待できます。

ヒゲ脱毛はレーザーや光でヒゲにダメージを与え、生えにくくする仕組みです。

医療脱毛で永久脱毛をすれば、半永久的にヒゲが生えてこなくなるため、ヒゲを完全になくして清潔感をアップさせる効果も期待できます。

ヒゲ脱毛をするメリット

ヒゲ脱毛はヒゲの量を減らしたり生えにくくしたりする効果が期待できます。ヒゲ脱毛の主なメリットは、次のとおりです。

毎朝ヒゲ剃りをしていた方は、ヒゲ脱毛をすることでヒゲ剃りにかかる手間や時間を省くことができます。

1日5分程度でヒゲ剃りが終わるとしても、1年間だとヒゲ剃りに30時間以上かかっていることになります。

また、ヒゲ剃りの頻度が減るので、カミソリやシェーバーによって肌が傷つくリスクを減らすことも可能です。シェービングで肌荒れしやすい方にとってもヒゲ脱毛は大きなメリットがあります。

サロンやクリニックで行うヒゲ脱毛は、ヒゲのデザインを決められるのもメリットです。好みのヒゲのデザインがあれば、そのとおりに脱毛してくれるので、ヒゲを整える手間をかけずにおしゃれを楽しめます。

ヒゲ脱毛は青ヒゲや白ヒゲにも効果ある？

ヒゲ脱毛は青ひげにも効果があります。サロンやクリニックで行うヒゲ脱毛は、メラニンに反応して毛を弱らせたり破壊したりします。

青ヒゲはメラニン色素が含まれるため、ヒゲ脱毛で薄くすることが可能です。

ただし、白ヒゲにはメラニン色素がなく、クリニックやサロンの脱毛方法だとうまくいきません。

白ヒゲをなくしたい場合は、ニードル脱毛がおすすめです。ニードル脱毛は毛穴に針を刺して電気を通すことで、毛根を破壊する方法です。

脱毛方法を工夫すれば、青ヒゲや白ヒゲでも脱毛ができます。ヒゲの種類に合う脱毛方法を選びましょう。

どんな仕組み？ヒゲ脱毛が1回で効果が出ない理由

ヒゲ脱毛は1回では完了しない施術です。

なぜヒゲ脱毛は複数回施術をする必要があるのか、脱毛の仕組みをもとに解説します。

ヒゲ脱毛の仕組みは次のようになっています。

	レーザー脱毛	光脱毛	ニードル脱毛
受けられる場所	クリニック	サロン	クリニック/サロン
仕組み	レーザーの熱で毛根を破壊する	光で発熱させて毛にダメージを与える	毛穴に電気を流して毛にダメージを与える
時間がかかる理由	成長期の毛にしか脱毛効果がないから		毛穴1つ1つに対してアプローチするから

レーザーや光による脱毛は、毛のメラニン色素に反応させて毛にダメージを与える方法です。

成長期の毛にのみ効果がありますが、成長期以外の毛もあるため一度では施術が完了しません。毛のサイクルに合わせ、数回にわけて成長期の毛に照射することで、ヒゲ全体を脱毛することができます。

また、ニードル脱毛は一度の施術で脱毛効果がありますが、毛穴1つ1つに対してアプローチします。そのため、ヒゲ全体の脱毛効果を感じるためには数回施術を受けなければいけません。

いつから？ヒゲ脱毛で効果が出るのは何回目？

ヒゲ脱毛で効果が出るまでの回数は、脱毛方法によって異なります。

	レーザー脱毛	光脱毛	ニードル脱毛
脱毛効果を感じるまで	2～3回	2～5回	2～5回
自己処理が楽になるまで	5～8回	8～10回	5回～
ツルツルになるまで	8～10回	20回	10回程度

効果を感じるまでの期間は個人差が大きいため、回数はあくまで目安として考えておきましょう。

医療レーザー脱毛で効果が出るまでの回数

脱毛効果を感じるまで	2～3回
自己処理が楽になるまで	5～8回
ツルツルになるまで	8～10回

医療レーザー脱毛は1度の施術で全体の約20％の成長期の毛を破壊することができるため、2～3回ほど施術を受けると、ヒゲがやや薄くなったように感じることが多いです。

自己処理が楽になると感じるまで効果を実感するためには、5～8回ほど施術が必要になります。

一度の照射で完全に毛根を破壊できなかった場合は、再び毛が生えてきます。そのため、何度も照射をすることでムラのないヒゲ脱毛が可能です。

医療レーザー脱毛は永久脱毛ができるため、10回ほど施術を受けるとツルツルな肌になることが多いです。

ただし、毛が濃くて太い方は10回以上施術が必要が場合もあります。

サロンの光脱毛で効果が出るまでの回数

脱毛効果を感じるまで	2～5回
自己処理が楽になるまで	8～10回
ツルツルになるまで	20回

サロンで行う光脱毛は医療レーザー脱毛に比べてパワーが弱く、脱毛効果を感じるまでにやや時間がかかります。

光脱毛の効果を感じるまでには、医療脱毛より2～3回多く施術を受けなければいけないことが多いです。

また、光脱毛は永久脱毛はできず、毛を生えにくくしたり量を減らしたりする効果のみ期待できます。

そのため、ツルツルな肌になったと感じるまでには20回以上施術が必要です。人によってはさらに施術を受けなければいけないこともあります。

回数が増えると、その分費用もたかくなるので、永久脱毛でツルツルな肌にしたい方は医療レーザー脱毛を選びましょう。

ニードル脱毛で効果が出るまでの回数

脱毛効果を感じるまで	2～5回
自己処理が楽になるまで	5回～
ツルツルになるまで	10回程度

ニードル脱毛は医療レーザー脱毛と同じく、永久脱毛の効果が期待できる脱毛方法です。

回数も医療レーザー脱毛と大きく変わりませんが、脱毛範囲によって回数が変わるのが特徴です。

ニードル脱毛は毛穴1つ1つに電気を通すため、脱毛する毛が多いほど時間がかかります。そのため、ヒゲ全体を脱毛したい方はニードル脱毛より医療レーザー脱毛の方が少ない回数で効果を感じられる可能性が高いです。

効果的なヒゲ脱毛の頻度や脱毛完了にかかる期間もチェック

ヒゲ脱毛は、どの脱毛方法でも毛周期に合わせて施術をするため、期間を空けて何度か施術を受ける必要があります。

ヒゲ脱毛の頻度や脱毛完了までにかかる期間を解説するので、ヒゲ脱毛をどれくらい続けると効果が出るのか気になる方は参考にしてください。

ヒゲ脱毛の頻度

ヒゲ脱毛の頻度は、脱毛方法ごとにやや異なります。

脱毛の種類	頻度
医療レーザー脱毛	1～3ヶ月
光脱毛	3～4週間
ニードル脱毛	1ヶ月半～2ヶ月

毛周期は毛によって異なるため、同時期にすべての毛が生えそろうことはありません。

約1ヶ月ほどで毛のサイクルが終わるので、約1ヶ月ほど空けて施術をすることで、脱毛の効果を感じやすくなることが多いです。

ただし、医療脱毛やニードル脱毛では、施術を繰り返すうちに毛根が破壊されていくため、毛が再び生えそろうまで時間がかかるようになります。

そのため、医療レーザー脱毛やニードル脱毛だと、2～3ヶ月空けるクリニックもあります。

施術間隔はクリニックやサロンごとに決まっているので、気になる方はカウンセリングで聞いておくのがおすすめです。

ヒゲ脱毛にかかる期間

ヒゲ脱毛の頻度と回数から、効果を感じるまでの期間は次のようになります。

	医療レーザー脱毛	光脱毛	ニードル脱毛
効果を感じ始めるまで	2～5ヶ月	1～5ヶ月	1ヶ月半～10ヶ月
自己処理が楽になるまで	5ヶ月～2年	6～10ヶ月	7～10ヶ月
ツルツルな肌になるまで	8ヶ月～2年半	1年～1年8ヶ月	1年3ヶ月～1年8ヶ月

光脱毛は、ほかの2種類の脱毛方法に比べて施術間隔が短いため、最初に効果を実感し始めるまでの期間は短い傾向にあります。

しかし、パワー自体は弱いため、満足できるまで施術を受けたい場合は医療脱毛やニードル脱毛の方が早く効果を実感できることが多いです。

また、ニードル脱毛にかかる期間は医療レーザー脱毛と大きく変わりませんが、脱毛範囲が広いとその分期間が長くなります。

医療レーザー脱毛は脱毛回数が増えると施術間隔が長くなることが多いですが、クリニックによっては施術間隔を変えずに最後まで脱毛を行うところもあります。

毛質によっても期間が大きく異なるため、脱毛にかかる具体的な期間を知りたい方はカウンセリングで聞くようにしましょう。

ヒゲ脱毛で効果が出るまでの経過を解説

ヒゲ脱毛の中でも医療レーザー脱毛で効果が出るまでの経過を解説します。

ヒゲ脱毛で見た目がどのように変わっていくか気になる方は要チェックです。

効果ない？ヒゲ脱毛の効果を高めるポイント

ヒゲ脱毛は正しい頻度で受けていれば効果を感じられますが、なかなか効果が出ないと感じる場合もあります。

ヒゲ脱毛の効果を高めるためのポイントを解説するので、効率よくヒゲ脱毛をしたい方は必見です。

毛周期に合わせて脱毛を受ける

ヒゲ脱毛をするときは、毛周期に合わせて脱毛を受けましょう。

ヒゲ脱毛は何度も受ければ効果が出るものではありません。成長期の毛がない状態で脱毛をしても毛根や毛にうまく反応せず、効果が出ません。

早く脱毛を完了させたいと焦ることもありますが、毛周期を守った方が脱毛効果を早く感じられます。

脱毛中はスキンケアをしっかり行う

脱毛期間中は肌の乾燥や刺激を避け、保湿を行うことが大切です。

特に、施術直後は肌が刺激を受けやすい状態になっているので、敏感肌用の化粧水や乳液を使って潤いを保つようにしましょう。

また、日焼けにも注意が必要です。レーザー脱毛や光脱毛はメラニン色素に反応するため、焼けた肌には施術できない可能性が高いです。

さらに日焼けで赤くなった肌は痛みを感じやすく、肌トラブルの原因になります。

特に、顔は日焼けしやすい部位のため、帽子や日焼け止めを使って紫外線を避けましょう。

日焼けや肌の乾燥で肌トラブルが起きると、その分施術を受けられない期間が長くなり、効果を実感できるまで時間がかかってしまいます。

脱毛前は剃り残しがないようにシェービングする

脱毛を受ける前はきれいにシェービングすることも大切です。

ヒゲ脱毛に使われるレーザーや光はメラニン色素に反応するため、毛根のみを狙ってアプローチする必要があります。

しかし、伸びた毛があると毛先などにも反応し、脱毛効果をうまく感じられない可能性が高くなります。

剃り残しがあってもスタッフが施術前に剃ってくれることもありますが、ヒゲはほかの部位に比べて剃りやすい部位のため、シェービングサービスに追加費用がかかることが多いので注意しましょう。